立應寺の落慶式に行ってきました。

2015-05-31 10.19.32

かなり遅くなってしまいました…5月末、立應寺の落慶式に参加させていただきました。3月に私が描かせていただいた襖絵のお寺です。

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完成した直後は、墨が乾いていなかった為、すぐに襖をはめることができませんでした。立てかけられている姿でやっとご対面。描いた時とはまた違った龍を拝むことができました。調度龍の目線が子どもたちの背丈でも届きそうで面白かった。襖には墨で直接描いたけれど、もしかしたら触って貰えるかもしれない。長い時の中で沢山の人達に触れられたら嬉しいなぁ。

2015-05-31 10.23.55

2015-05-31 13.17.03のコピー

天気も良く空気はすっかり初夏、子供からお年寄りまで沢山の人達がお寺に集まっていて、とても賑やかでした。帰りに川沿いをゆっくり歩きました。描いたときにも感じたのだけれど、川沿いを歩く時の向きによって気持ちが全然変わってくる。襖絵のタイトルにもした「春流れ」が正にそう。春という季節は一番激しく儚いです。冬に想う春と夏に想う春は全く違う。そんな絵であってほしいと思いました。

2015-05-31 13.29.23

ここ最近、自分の中で自分にとっての「絵」を振り返る時間が長くて、手を動かすというよりはいろんなものを眺めて絵について考えていました。何かに行き詰まってしまった時は、自分が本当に心ときめくものに触れるのが一番いいかもしれない。自分が自分らしくあるために、そうなる努力も必要なのかもしれない。そういう時って大勢のいろんな人に会うよりも、自分一人と静かに向き合うことがきっと大事だから。